Linuxゲリラ戦記

ファイル名の最後に「.html」を付け足してウェブブラウザで見てみようぜ。

左を向いているペンギンみたいなキャラクター、ナックス

44.ダウンロードしたファイルに拡張子.htmlをつけてウェブブラウザで開いてみる

ナックス「こんにちは。画像収集するシェルスクリプトを作ってみたい。今回は第9回」

ナックス「今日は、ダウンロードしたファイルをウェブブラウザで開いてみる、その2です」

ナックス「今日は、ダウンロードしたファイルのファイル名を変更してからウェブブラウザで開いてみます」

ナックス「ファイル名をどう変更するかですが、最後に.html(ドットエイチティーエムエル)っていうのを付け足してください」

ナックス「私の場合はファイル名が『imagesearch.php?q=公式壁紙&page=1』なので、『imagesearch.php?q=公式壁紙&page=1.html』に変更します」

mv imagesearch.php?q=公式壁紙&page=1 imagesearch.php?q=公式壁紙&page=1.html

ナックス「ファイル名はmvコマンドで変更できます。忘れてる方は22.ファイル名やディレクトリ名を変更する。mvコマンドを参考にしてね」

デビー君「変更しました」

ナックス「じゃあ、そのファイルをウェブブラウザで開いてみてください。ファイルをウェブブラウザで開く方法は前回の43.ダウンロードしたファイルをウェブブラウザで開いてみるを参考にしてね」

ナックス「ファイルを開くとこんな感じのが表示されます」

ファイルを開く

デビー君「なんかウェブサイトが表示された!」

ナックス「そうなんです!ダウンロードした『imagesearch.php?q=公式壁紙&page=1』のファイルはウェブサイトのコードが書かれているファイルなので、拡張子.htmlをつけて、Webブラウザで開くと、コードを元に、ちゃんとウェブサイトが表示されるんです!!」

デビー君「すごーい!」

ナックス「ただし、これはあくまで表面上のコードを元に表示されているWebサイトであって、私が作成した画像検索サイトと同じ機能を持っているわけではありません。見た目では『検索機能』や『検索結果クリア』、『次のページ』などの機能を持っているように見えますが、実際にこれらの機能を使おうとしてみると、エラーっぽいのが表示されるのでご注意ください」

デビー君「『見た目』だけが同じであって、『機能』は同じではないってこと?」

ナックス「そうです」

ナックス「さて『ダウンロードしたファイルに.htmlをつけてウェブブラウザで開いたら、画像が色々と見えるんだから、もうこれは画像ファイルもダウンロードできているのでは?』と思うかもしれません」

デビー君「違うの?」

ナックス「ダウンロードしたファイル『imagesearch.php?q=公式壁紙&page=1』に書かれているのは『インターネットの世界に置いてあるこの画像を参照して表示してね』というコードです。つまりインターネットの世界にある画像を見せているだけであって、あなたのパソコンにその画像ファイルがダウンロードできているわけではありません」

ナックス「なので、インターネットの世界に置いてある画像ファイルのファイル名を変更されたり、場所を移動されたり、削除されたりすると見れなくなります」

ナックス「でも!私たちは!インターネットの世界に置いてある画像ファイルを参照したいのではなくて!画像ファイルを自分のパソコンにダウンロードしたい!」

ナックス「というわけで、次回からコツコツとシェルスクリプトを作っていこうかと思う(45.シェルスクリプトとはコマンドをまとめて書いたもの)」